留学関連テスト

GMATとは

Graduate Management Admission Testの略。MBA(Master of Business Administration)の取得を目指してビジネススクールに出願する際に、スコアの提出を求められる適性テスト。出願者がビジネススクールでの学習についていけるかどうかを判定する。アメリカに限らずカナダ、イギリス、オーストラリアなど全世界の1,900以上のビジネススクールで合否判定材料のひとつとして利用しており、このスコアが一定のレベルに達していないとその時点で不合格とされてしまうことも。GMATを開発・管理しているのは、TOEFLなどを手がけるアメリカの教育団体 ETS の傘下にあるGMAC(Graduate Management Admission Council)。現在はすべてコンピューターで受験する形式になっており、筆記試験はない。

出題内容

GMATはAWA(Analytical Writing Assessment)、Quantitative、Verbalの3つのセクションから構成されており、AWA以外は多肢選択方式になっている。所要時間は約3時間半。いずれも論理的思考力が試され、経営に関する専門知識は問われない。

AWA (60分)

AWAは、分析的な思考力と意見の伝達力を測るライティング・テスト。短い文章が与えられ、これに対する設問文に答える。Analysis of an IssueとAnalysis of an Argumentの2形式があり、各1問ずつ出題される。試験時間は各問30分。
 Analysis of an Issueは、与えられたトピックに対する自分の意見を述べるもの。Analysis of an Argumentは、問題の中で展開されている議論の論理構成を分析し、批評するもの。いずれも分析的な思考力や、自分の考えを明確に伝達する能力が問われる。

Quantitative (75分)

Quantitativeは数学的な能力を測るセクションで、計算力、基礎的な代数・幾何の知識とデータ分析力が問われる。Data SufficiencyとProblem Solvingという2つのパートに分かれており、問題数は計37問。

Data Sufficiencyでは、1つの問題に2つの条件が与えられ、どちらの条件があれば問題が解けるかを答えるもの。5つの選択肢のうち、どれが当てはまるかで解答する。

1.1つめの条件のみで問題が解ける。
2.2つめの条件のみで解ける。
3.両方の条件がそろうと解ける。
4.どちらの条件を使っても解ける。
5.与えられた条件では解けない。

Problem Solvingは、一般的な数学の問題で、単純な数式問題や文章問題、図形問題などが出題される。

Verbal (75分)

 言語能力を測るセクションで、Reading Comprehension、Critical Reasoning、Sentence Correctionの3つのパートからなる。問題数は計41問で、すべて多肢選択方式。
 Reading Comprehensionでは、複数のパッセージが出題され、文章読解力が問われる。出題パッセージそれぞれに対して、複数の問題が用意されている。1つのパッセージは350語以内。
 Critical Reasoningは、与えられたパッセージに関する質問が1つ出され、それに対する答えとして論理的に最も正しい選択肢を選ぶ問題。
 Sentence Correctionは、問題文の下線が引かれた部分に、文法的に正しくあてはまるものを、5つの選択肢の中から選ぶ問題。

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スコアはどう出る?

QuantitativeとVerbalのスコアはそれぞれ0~60の間で表され、両者を総合したスコアが200~800の範囲で表示される。ビジネススクールの入学基準として要求されるスコアは、通常はこの総合スコアのことを指す。

テスト終了後に、指定したビジネススクールに今回のテスト結果を郵送するかどうかを尋ねるメッセージが画面に表れる。ここで「郵送」を選択すると、QuantitativeとVerbalのセクションの非公式なスコアがスクリーン上に表示される。

AWAのスコアは、Analysis of an IssueとAnalysis of an Argumentの点数の平均で示される。こちらは0~6の間で、0.5刻みで示される。
 正式なスコアは、受験日から20日以内にメールで通知される。テスト開始前に指定したビジネススクール5校までは無料で、GMAC本部から直接スコアを送付してもらえる。6校以上の送付や、後日送付を依頼した分については、追加料金として1校につきUS$28が必要になる。

スコアは5年間有効で、5年以内に受験したすべてのスコアが指定したビジネススクールに送付される。

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試験日程

GMATは、東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄で実施されており、会場によって日程が異なる。受験会場も変更することがあるので、Graduate Management Admission Councilのウエブサイト(http://www.mba.com/)で随時最新情報をチェックすること。GMATは月1回受験可能だが、12カ月間で最大5回までと回数に制限が設けられている。

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申込手続き

受験要項の入手方法

受験要項はGMATの公式サイト(http://www.mba.com)でダウンロードできる。

受験料(2010年12月現在)

US$250
※基本的にはクレジット・カード(VISA、MasterCard、American Express、JCB)での支払いとなる。クレジット・カードを持っていない場合、International Money OrderまたはBank Check(ともに原本)を申込書に同封して郵送で申し込むことになる。

受験申請手続き

GMATのウエブサイト(http://www.mba.com)で、自分の受験希望日をオンラインで申し込む。電話、郵送、ファックスでの申し込みもできる。

※ファックスまたは郵送の場合、受験要項についている専用の申込書を使用する。
※週末の試験日などは希望者が多く、定員に限りがあるので、早めに申し込むこと。

電話での申し込み先 Tel: +603 8318-9961(マレーシア時間の午前9時から午後6時まで。日本との時差は-1時間)
Fax: +603 8319 1092
願書の送付先 Pearson VUE
Attention: GMAT Program
PO Box 581907
Minneapolis, MN 55458-1907
USA

身分証明書

試験当日は、身分証明書の提示が求められるので、有効と認められる証明書の種類を受験要項で確認しておくこと。

関連サイト

URL:http://www.gmat.org/
URL:http://www.ets.org/

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