目的別留学案内

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語学留学

あこがれの国で学ぼう

国や都市によって経験できることは大きく違ってくるもの。快適な留学生活を過ごすためにも、留学先の国についての基本的な知識を習得するように心がけましょう。
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アメリカ

アメリカイメージ 多様性を実感できる超大国は学校のバリエーションも豊富

有名大学のキャンパスで大学生気分を味わう

 多民族国家のアメリカは、英語を母語としない人たちのための英語研修、ESL(English as a Second Language)の教育が発達している国のひとつ。
 語学留学生の受け入れ先は無数にあり、一般的な私立の語学学校のほかに、大学付属の語学研修機関や大学のキャンパス内に設置された私立の語学学校がある。
 この中で、特に大学付属の語学研修機関が多いのが、アメリカの特徴。基本的には大学入学を志す人をサポートする機関だが、語学留学が目的の人も、数週間単位で参加することができる。University of CaliforniaやColumbia Universityなど、世界的に知られる有名校のキャンパスで学ぶことも可能だ。大学では、学部や大学院の学生と同じように図書館、コンピューターラボ、カフェテリアなどの施設が利用できるほか、時期によっては学生寮に滞在することもでき、アメリカの大学生の気分を味わえる。
 ただし大学が設置するコースなので、上級になるとノートの取り方やレポートの書き方など、大学の授業を受けることを主眼に置いたコースが多くなる場合も。将来大学への留学を考えている人にとっても、下見の絶好の機会となるだろう。

アクティビティーを楽しむなら 土地柄もしっかり考慮して

 一般の語学学校は、ニューヨークやロサンゼルスといった都市部に集中するが、地方の学校にも魅力がある。サーフィンやトレッキングなどのスポーツや、ミュージカルなどのエンターテインメント、文化施設の見学など、その地域ならではのアクティビティーが行われているので、周囲の自然や歴史、文化などを存分に楽しむのもいいだろう。大リーグのチームの本拠地に行けば、野球観戦に行くことも可能だ。費用も大都市より比較的安い。  学校が多くコースの種類が豊富なだけに、ビジネス英語や語学研修+インターンシップなど、選択肢が多いのもアメリカの学校の魅力だ。  学校の数が非常に多いので、ACCET(*)やAAIEP(**)といった、認定団体に加盟しているかどうかを学校選びの参考にするといいだろう。

(*)ACCET: Accrediting Council for Continuing Education and Training
(**)AAIEP: American Association of Intensive English Programs
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カナダ

カナダイメージ 世界屈指の暮らしやすい国で多文化社会を肌で感じる

近代的な都会の便利さと豊かな自然を併せ持つ

 アクセントのない標準的な英語が学べる、物価が安め、治安がよいといった理由で、カナダは人気の留学先だ。
 特にカナダの英語は聞き取りやすく、「北米の放送局のニュースキャスターには、カナダ人が多い」とされるほど。アメリカと同様、ESL教育の実績もある。また、物価の安さや治安のよさでは、よく「世界で最も住みやすい国」ランキングに登場する。最近では、ITや映画産業において傑出した技術を持つ国としても知られるようになってきた。
 大学の英語コースは入学希望者向けの性格が強いため、語学留学希望者の受け入れ先は、原則として私立の語学学校となることが多い。学校は、バンクーバー、トロント、モントリオールの3つの大都市に集中している。
 西海岸にあるバンクーバーは、近代的な街並みの中にも緑が多く、自然に囲まれた場所にあることから、カナダの中では最も人気が高い。カナダ最大の都市であるトロントは、都会生活を楽しみたい人に向いている。さらに、カナダは英語とフランス語のバイリンガル国家だが、なかでもモントリオールのあるケベック州は、フランス語話者が80%を占める。英語とフランス語の両方を学ぼうと考えるなら、モントリオールはうってつけだ。学校の教育の質を保証する認定機関としては、Languages Canadaがある。

身近な大自然で体験できるスポーツも楽しみ

 冬はスキーやスノーボード、夏は乗馬やハイキングと、どの都市にいても自然が身近にあって、魅力的なアクティビティーには事欠かない。滞在中はぜひ、ホエールウオッチングやいかだ下りなど、日本ではなかなかできないことに挑戦してみよう。
 ワーキングホリデーもたいへん人気があり、日本からは年間1万人ほどを受け入れている。期間は最長1年間で、申請時に18歳以上30歳以下、カナダで仕事が内定していないといった条件を満たすことが必要だ。
 ワーキングホリデービザで入国する場合は、到着後に体験レッスンを受けてから語学学校を決めることもできるので、より自分に合った学校を選ぶことができるだろう。
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イギリス

イギリスイメージ 歴史と伝統を味わいながら落ち着いた環境で学ぶ

公的機関による認定制度が学校選びを安心サポート

 クイーンズイングリッシュにあこがれて、留学先にイギリスを選ぶ人は多い。世界中に植民地を持っていた国だけに、外国人への英語教育にも長い歴史があり、語学学校の数やその内容も充実している。
 イギリスには留学や文化交流などを担う公的機関「ブリティッシュ・カウンシル」があり、その公認の語学学校がイギリス全土に400校ほどある。ブリティッシュ・カウンシルのウェブサイトで確認できる公認校なら、教育の質や施設の面で、一定以上の基準を満たしており安心だ。そのほかに、数は多くないが、大学が設置する外国人対象の語学コースで学ぶこともできる。
 留学先は、ロンドンが不動の人気だが、生活費を考えると地方にも目を向けたい。オックスフォードやケンブリッジなど有名な大学がある街には語学学校も数多くあり、落ち着いた環境で勉強できる。一方、南海岸のブライトンなど、リゾートエリアも魅力的だ。いずれも、ロンドンから列車で日帰りできる距離なので、週末にロンドンへ遊びに行くこともできる。
 イングランド地方だけでなく、ウェールズやスコットランド地方も独特の文化を誇り、どこで暮らしても、街の魅力には事欠かないだろう。

伝統に裏打ちされた文化的な「プラスα」に期待

 語学学校のコースには、一般英語やビジネス英語を学ぶもののほか、料理やスポーツなどのアクティビティーを組み合わせたものが数多く用意されている。紅茶やアロマテラピー、ガーデニング、フラワーアレンジメントなど、イギリスならではの楽しみもある。また、英語力判定試験としてヨーロッパを中心に全世界で認知されているIELTSやケンブリッジ英検の対策コースが多いのも特徴である。
 ワーキングホリデーの制度もあり、最長2年間の滞在が可能。申請時の年齢が18歳以上30歳以下で、現地でフルタイム就業ができるなど、滞在条件は緩やかなものの、定員が年に1000人ほどと、かなりの狭き門となっている。ワーキングホリデーを考えている人は、計画的にビザを取得しよう。
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アイルランド

アイルランドイメージ 素朴で陽気な人々と交流し深みあるケルト文化に触れる

留学生受け入れに熱心少人数でじっくり学ぶ

 日本では、アイルランドはほかの英語圏諸国に比べて、まだあまり広く認知されていない留学先。しかし、政府が留学生受け入れに熱心なこともあり、情報にアクセスしやすく、学校選びや入学手続きはスムーズに進む。
 教育レベルはイギリスと同等の高度なものが期待できる一方で、物価は低め。また、アイルランド人はとても気さくでフレンドリーな人が多いため、一度滞在すると、その独特な文化と相まって、アイルランドという国そのもののファンになる人も多い。
 大学はそもそも数が非常に限られているので、語学習得のためには、私立の語学学校に通うことになるだろう。一般英語やビジネス英語のほか、試験対策や進学準備など、さまざまなコースが用意されている。語学学校には政府の教育諮問機関であるACELS(*)による審査、認可が行われているので、学校選びの参考にするといい。
 語学学校は、圧倒的に首都であるダブリンに多いが、日本人の姿をほとんど見かけることのないような小さな町の学校を選んで、のんびりと過ごしながら学ぶこともできる。
 アイルランドはフランス、スペイン、イタリアなどヨーロッパの非英語圏諸国からの留学生が多く、学校は一般に小規模だ。クラスも必然的に少人数なので、じっくりとレッスンを受けたい人には申し分のない環境だ。

独特の文化が息づく緑に包まれた美しい国

 アイルランドのシンボルカラーが緑色であることからもわかるように、1年を通して豊かな緑に囲まれており、気候も比較的穏やか。国民の40%が25歳未満という、活力にあふれた国でもある。
 また、ケルト美術、ケルト音楽や、オスカー・ワイルドやジェイムズ・ジョイスなどに代表されるアイルランド文学の系譜もあり、文化的には非常に成熟している。アクティビティーでは、アイリッシュダンスや美術館見学、ドッグレースなどを体験できる。
 ワーキングホリデーで渡航することもでき、年間400人ほどの日本人にビザが発給されている。

(*)ACELS:The Advisory Council for English Language Schools
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オーストラリア

オーストラリアイメージ 留学生サポート制度も充実ダイナミックなスポーツ大国

国が法律や制度を整備し留学生を手厚く保護

 オーストラリアは留学生の受け入れに積極的だ。ESOS法(留学生のための教育サービス法)と呼ばれる法律が制定されており、これで留学生の権利を保護している。
 さらに、留学生を受け入れるすべての教育機関は、「CRICOS制度」に基づいて、教育内容や設備、授業時間などの審査を受け、政府の認定を受けることが義務づけられている。留学生向けの健康保険であるOSHCも整備されており、国を挙げて、留学生が安心して学べる環境を整えている。
 大学付属の英語コースもあるが、私立の語学学校に行く例が多い。国土は広大だが、語学学校はシドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ゴールドコーストなど都市部に集中している。都会の生活を楽しみたい人にはシドニーやメルボルンなどの大都市が、のんびりと滞在したい人には、パースやブリスベンなどが向いているだろう。
 オーストラリア人の英語は「オージーイングリッシュ」といわれ、独特のアクセントがあることで知られているが、語学学校で教えているのはごく標準的な英語だ。

自然やスポーツを満喫するアクティブな留学ライフ

 グレートバリアリーフでのダイビングやゴールドコーストでのサーフィンなど、豊かな自然を生かしたアクティビティーには事欠かない。英語+ダイビング、英語+サーフィンといったように、語学に加えてアクティビティーを本格的に学ぶことができるコースも多く開講されている。
 また、オーストラリアの人々は、一般におおらかでフレンドリー。日本に親しみを持っている人が多く、日本語を習っている人の割合も高い。
 ワーキングホリデーの目的地としても、人気が高い。条件は、申請時に18歳以上30歳以下であること。滞在期間は1年まで。語学学校への通学は最長4カ月まで、同一雇用主の下での就労は最長6カ月までといった制約はあるが、年間約1万人という大きな枠があるのは魅力。ファームステイや環境保護ボランティアなど、オーストラリアならではの体験ができそうだ。
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ニュージーランド

ニュージーランドイメージ のんびり過ごせる街と多彩で雄大な自然が魅力

留学生の保護に積極的で安心して学べる環境

 人口400万人ほどの小さな国だが、教育の質は高く、国際教育を「産業」のひとつと考えて、積極的に留学生の受け入れを行っている。
 例えば、教育省が「外国人学生の生活保障に関する服務規定」を設け、一定以上のレベルに達した教育機関だけが、認定・登録されるようになっている。また、留学生が学校に対する苦情を訴えることのできる組織「国際教育審議局」を設け、客観的に問題解決ができるよう配慮されている。
 ニュージーランドは大学の数が少ないこともあり、大抵の人は私立の語学学校で学ぶことになる。主な都市はオークランド、ウェリントン、クライストチャーチの3つで、このいずれかにある学校がほとんどだ。
 いずれの都市も、大自然が身近にあるので、週末にはアウトドアでのアクティビティーを楽しむことができる。スキー、スノーボード、トレッキング、ラフティングなど、チャレンジできるものは数えきれない。南半球にあるので、日本の夏にはウインタースポーツが、冬にはマリンスポーツが楽しめる。
 南部ではフィヨルドや氷河を見ることもでき、自然体験を楽しみにしている人は多い。また、最近はワイン造りも盛んで、ワイナリー訪問といったアクティビティーも行われている。

ワーキングホリデーでファームステイを体験

 オーストラリアに先住民アボリジニがいるように、ニュージーランドにも先住民マオリがおり、その文化が受け継がれている。留学生はアジア人が多く、小さい国ながらも、留学中に多彩な文化に触れる機会がある。国の3分の1が自然保護区に指定されていることから、国民の環境への関心は高く、自然保護活動に関心がある人も、有意義な経験ができるだろう。
 ワーキングホリデービザでも最長6カ月間語学学校に通学できる。条件は申請時に18歳以上30歳以下であること。最長1年の滞在が可能だ。牧場、果樹園、ワイナリーなど、ファームステイのタイプもいろいろあり、動植物と触れ合うことが好きな人には、かけがえのない体験となるだろう。
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